大型連休の終盤の、5月7日(土)に東川登公民館で餅つき(餅づくり)がありました。翌日8日(日)の相撲大会で配り、撒く約500個の餅を、子ども、保護者、町民、職員で作ります。作成に集まった子どもたちの中心となるのは、もちろん6年生。最終学年として、下の子達を引っ張る自覚を持たせる場となっています。
午後には、いよいよ本番を迎えます。相撲場は神聖な場、清めの儀式は厳かです。開催宣言、挨拶を終えると子どもの相撲大会が始まります。午前までは子どもたちと一緒に準備をしていた私は、午後は「カメラマン」として、子どもたちの取り組み一つ一つを撮影しました。彼らの頑張りを一瞬たりとも見逃せない大事な役回り、子どもたち以上に緊張しておりました。
各学年、男女ごとに取り組みは進められます。子どもたちは緊張した面持ちで呼び出しを待ちます。保護者を始め、多くの観客、行司に審判員、柱には清めの塩、舞台は整いました。対戦する頃には子どもたちの緊張感はマックスに達しています。この緊張感が勝った喜びを、負けた悔しさを倍増させます。
白熱(?)の親子相撲の様子です! |
卒業生(中学生)の取組、大人の対戦、相撲甚句、六年生代表の弓取り式で相撲大会は終了、最後に、餅をまいて子どもたちはにこやかに餅を奪いあいます。
この相撲大会も地域の力に支えられています。前日の餅作りから地域の方の協力を受け、会場作り、相撲場のお清めも、地域の方が力を貸してくださる。行司・審判員をつとめるのも地域の皆さんです。
地域の方々の協力、大声援があって、今年の相撲大会も、子どもたちの成長にとって、大きな一日となりました。