2月20日(火)朝日小で青空協室を行いました。
朝日小は全校生徒数が多いこともあり、今年度は「1~3年生」と「4~6年生」で分けて、青空協室を行っております。この日は「1~3年生」だけで青空協室を実施しました。
今回のプログラムは「シャッターチャンス」。
出されたお題にまつわる光景を、班全員でアイデアを出し合って表現します。
※今回のお題・・・「お正月」「冬のオリンピック」「節分」「お昼休み」「そうじ時間」
演じるときは「止まった状態で表現する」「言葉を発してはいけない」の2つのルールがあります。
これらのルールのもと、子どもたちは「どうやったら見ている人にわかってもらえるような表現を作れるかな?」と話し合って、練習をして、発表をします。
子どもたちが相談・練習できる時間は10分間。
短い時間で班全体の意見をまとめ、練習をし、完成させることは簡単なことではありません。
子どもたちの様子を見ていると、
・「『お昼休み』にみんなどんなことをやっている?」と1,2年生に積極的に話をふる3年生が増えていたこと
・「『冬のオリンピック』だから、『スケート』とか『カーリング』があったらわかりやすいよね」と、自分から意見を出そうとする1,2年生が増えてきたこと
など、チームとしてのまとまりが強くなってきている姿がたくさん見られました。
上の写真は、「そうじ時間」を表現しようとして、練習をしているところです。
この写真を見せたところ、このチームの子どもたちからは、
「ぞうきんを持っている子どもたちは、もっと顔を上げたほうがいいんじゃない?」
「ほうきを持っているチームは、どうやったらもっと『ほうき』をもっているように見えるかな?」
と、話し合いが活発になりました。
やるからには、もっといいものを見せたい!
そんな気持ちが伝わってくるような話し合いが、子どもたち主体で行われていることは、本当にすごいことです。
↑この写真は何を表現しているかわかりますか?ヒントは、一番左にいる男の子の手の形です。
年度当初こそ、なかなかチームとしてまとまりきれない時もたくさんあった子どもたちですが、一緒に活動をし、一緒に目の前の課題を解決していく中で、チーム意識が芽生えてきている姿がたくさん見られた今回の青空協室。
参観に来られていた方々も、子どもたちの成長をたくさん感じておられました。
次年度は、子どもも大人も一緒に知恵を出し合って取り組めるような、青空協室を実施していく予定です。
(参観された地域の方、保護者の声の抜粋)
●3年生も慣れてきたようで、1年生をうまくリード出来ていました。5月から毎回来ておりますが、今回が一番まとまりよく、活動できていると感じ、成長を感じました。来年も楽しみにしています。
●「この班のお題は何ですか?」「冬のオリンピックです」ときちんと答えてくれる子どもたち。青空協室にも慣れ、みんなで考えている様子に成長を感じました。何回か見に行くと、子どもたちから「私たちのを見て!」と言ってくれます。とても嬉しいです。また来年の青空教室を楽しみにしています。
●子どもたちなりに、いいアイデアが出ているところが多かった。3年生が1、2年生をリードして感心しました。「冬のオリンピック」では「カーリング」が多かったですね。フィギュアスケートが多いかなぁと思いましたが…。ありがとうございました。
・3年生が話をまとめ、一生懸命お世話していて成長を感じました。お題も色んな案が出ていて面白かったです。また、最後にはみんなが見ている前で、活動の感想もしっかり言えて、すごいなぁと思いました。今日はありがとうございました。